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大谷徹郎医師に対し、日本産科婦人科学会の処分予告通知に対する私見

2017.06.01

平成29年6月1日
諏訪マタニティークリニック
院長 根津八紘


着床前スクリーニング(PGS)を行っている大谷徹郎医師に対し、日本産科婦人科学会が6月3日に重い処分を審議し決定する予定との事実に対し、私見を述べさせていただきます。

1.不妊や習慣流産に悩む患者さんにとって、PGSは非常に有益な方法であり、患者さんの選択肢の一つとされるべきものと考えます。当院でも希望者には十分な説明の上実施しており、効果を実感しております。
2.大谷医師は長年非常に高いクオリティの実績を上げ、公表をしてきておられます。移植1回あたりの妊娠率(胎嚢確認)は70%を越えています(平均年齢40歳)http://www.ivf.co.jp/?p=1288
3.学会は大谷医師を処分するのではなく、一刻も早く体制を整えてこの技術を国内で行えるようにしていくことが責務ではないかと考えます。その際は、長年この問題に真摯に取り組み患者さんと向かい合ってきた大谷医師と共に体制づくりを行っていくような、建設的な対応をしていただきたいと願います。大谷医師に対し重い処分を行うことは、全く患者さんのためにならないと考えます。

報道関係の皆様へ
今回の問題を、単に大谷医師の学会の会告違反に対する処分の問題として報道することなく、長年の大谷医師の問題提起の真意をご理解いただきたいと願います。この選択肢を必要としている患者さんがいかに多く日本におられて、現場の医師がなんとかしてあげたいと長年苦慮しているのが現状です。患者さんのための建設的な報道をお願いいたします。

※ 本日行われた大谷医師の記者会見に際し、私見を述べさせていただきました。